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2004年5月1日掲載
サンワサプライの定番エルゴトラックのUSB版です。1998年の資料に型番が載っているので、USB製品としては早く登場した部類だと思います。廃番になりましたが、たまに店先で在庫を見かけます。
定番であったこの機種の作りを見てみたいと思います。
パッケージと同梱品一式です。この時代、替え玉入りは珍しくはありませんが、ゴム足の替えまで入っているのは行き届いている印象を持ちます。
本体の形状です。デザインはエルゴノミクスデザインのマウスの親指部分にボールを取り付けたような形状です。ボール部以外は左右対称のようです。
底には4つのゴム足がついています。そのうち2つの足の下にはネジが隠れています。ネジを外して爪の部分を横にスライドさせて底板を外します。
カバーを外した状態です。
カバーの部品は充分な厚みがあり頑丈です。本体にもボタンにもきしみ、たわみ等はありません。
ロータリーエンコーダまわりは一般的な構成で、コイルバネ(ねじりバネ)で押さえつけています。
スイッチにはマイクロスイッチが採用されています。
メイン基板の表と裏です。片面のシンプルな基板です。
ボールを支える部品です。
ボールの支持には2つの人工ルビーらしい球とベアリング(或いはただのローラー?)が用いられています。両方の併用は珍しいものです。機構が功を奏してかボールの回転は軽快でした。
今回の分解結果です。
ボールを固定していたリングと、ケーブルを写すのを忘れましたがご愛敬ってことで。
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