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トラックボール写真館

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Microsoft Trackball Optical

2004年8月14日掲載

マイクロソフトの親指トラックボールTrackball Opticalです。
米国バージョンを入手しましたが本体は国内発売しているものと同じです。

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上から見たところは大きめのマウスと言った感じで、当然親指部分にはボールが付いています。
全体は無塗装のグレーのFRPで、ボールから先端側の下半分は黒色です。
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四方から見た形状です。
Trackball Explorerと同様、人差し指の付け根付近が頂点になって大きく右に傾いた形状をしています。
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底面です。パッと見るとネジはどこにもありません。
ネジは4つ全てゴムシートの裏に隠れています。シートを剥がすときはなるべく角度を小さく、ゆっくりと横に引っ張るように剥がすのがコツです。
外したネジは全て同じ長さでした。
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ネジを外すと本体は上下に分解できますが、まだ中のフラットケーブルが繋がっているのでコネクタを引き外します。
パッカリ上下に分かれます。4つの基板で構成されています。
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ボタンとホイールを支える基板です。
左右クリックのスイッチは定番のオムロンD2F-01。第3と第4ボタンは小型のタクトスイッチというこれまたお手本のような作りです。
基板は底板に爪で止めてあるだけなので、スイッチが摩耗した際にはこれを外せばはんだごて一つで交換ができます。
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ボール側の基板はおわん部分と一緒に本体カバーに2本のネジで固定されています。
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さらに2本のネジを外すと、おわんと基板を分けられます。ここまでネジは全て同じ長さで、まるでKENSINGTON製品を分解しているような感覚です。
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ここまで分解して、初めてボールがおわんと擦れている形跡を発見。
かくして、Galleryの分解は改造記となるのでした。ああ、交換に出せる日本語版がうらめしい。
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擦れている部分に一番近いステンレス支持球をおわんの裏側からはんだごての先で攻撃。ステンレス球を取り外します。
溶かして浅くなった窪みにもう一度ステンレス球を乗せ、今度ははんだごての先でステンレス球を加熱してプラスチックで溶着します。このとき押し込みすぎると元のもくあみなので気を付けます。
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今回の分解結果です。
結局2ヶ所のステンレス球に手を加えて快適な転がし感になりました。この手のトラブル良く耳にしてましたが、自分にも降りかかってみると製造工程に課題がないのかと疑ってしまいます。
作り自体は、一番始めこそゴムシート剥がしなど面倒ですが、メンテしやすい構造だと思います。
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