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2003年1月4日更新
トラックボールで今、一番売れていると思われるMicrosoftのTrackball Explorerを紹介します。
まずは概観から。
光学式のため、ボールには模様が付いています(5枚目)。
パソコンの電源を入れるとボールの周囲が赤く光ります(7枚目)。
ボールは底面の穴から指で押すと簡単に外れます。
ボールは3つの小さなステンレス球で支えられています(1枚目)。球といっても転がるわけではなく表面を滑らせています。写真は初期ロットですが最近のものは球の固定部分の形状が若干違います。
本体を分解するには、まず底面に両面テープで貼り付けられたゴムシートをはがします(1枚目)。そっとはがせばまた貼り付けられます。
底板は5本のネジで固定されていますが、ネジの長さが3種類あるので注意が必要です(2枚目)。
5本のネジを外しても、ケーブルがつながっているので底板を外すには2本のフラットケーブルのコネクタ(3枚目)を外す必要があります。コネクタは抜け止めの爪が付いているので手こずります。精密ドライバ等で爪を引っかけている部分を浮かせて抜きます。
ケーブルを外すと上下が分かれます(4枚目)。
底板にはBACK/FORWARDボタンのスイッチ基板が付いています(3枚目)。
飾りのLEDの基板は赤いお椀型パーツに接着されています(1枚目)。
ホイールの回転検知はホイール横の矢車(2枚目)で行っています。
インテリアイの受光部およびマウスの全ての機能はワンチップ化(3枚目)されているようです。
ホイール回転時のクリック感は矢車の横の歯車状の部分(4枚目)で出しています。
マイクロスイッチ(OMRONのD2F-01F-T)を使っているのは左クリックボタンだけ。小さいタクトスイッチは一般的にマイクロスイッチより耐久性が低くなりがちで若干不安。
ボタン部分(1枚目)のネジを外すと、ホイール部分も一緒に取り外せます。
接着固定の部分もあり、これ以上分解する魅力を感じなかったので分解はここまで。
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