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2004年4月21日掲載
今回紹介するのは、Microsoftが1995年に発売したEasyBallです。日本では発売されませんでしたが、大変興味深い製品でした。今回eBayにて中古品を入手することが出来たのでご紹介します。
この製品は子供向けということで、なんと言っても大きなボールが特徴です。その姿はダチョウの目玉焼きのごとしです。
手前の青い部分がボタンになります。見ての通りボタンは一つしかなく、右クリックはありません。ボールは中空で、2つのお椀型を合わせてあります。コネクタはシリアルポートにのみ対応しています。
底にある4本のネジを外すと、本体カバーが外れます。
マニュアルによると、お手入れの際はこのネジを外してボールとローラーを掃除せよとされています。
ボタンは2つのスプリングをはさんでカバーに爪で止まっています。
ボールを外したところです。
ボール支持部とメイン基板は一体になっていて、本体の下半分とは3本のネジで固定されています。
取り外したメインパーツです。
回転検知用のローラーはスプリングで押しつける機械式では一般的な仕組みですが、やや大きめになっています。
白く見えているボールの支持部は、3つの丸いローラーで出来ています。ただ、ボールは必ずしもローラーの回転方向に沿って転がるわけではないので、あまりローラーになっている効果は無さそうです。
メインパーツ上の5本のネジをゆるめ、爪をを外すと、基板があらわれます。
マイクロスイッチは松下製でした。
今回の分解結果です。
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