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2004年5月3日掲載
ボールを転がす感覚ではKENSINGTONのExpertMouse以上と感じているハル・コーポレーションのCOBAUSE(コボウズ)の作りを探ってみました。
マニュアルにはCADなどの用途にと書かれていますが、ボタンのレイアウトは両手操作しないと勝手が悪く、ゲーム用という印象を持ちました。
パッケージはシンプルです。
動作対象がWindows95と書かれていますから、その時代の製品ということになります。
概観です。非常にオーソドックスな箱形です。ボールの表面精度は高く、また、三角のボタン部分は中央がへこませてあります。
底にある4本のネジを外すと、本体カバーが外れます。
この時点でほとんどの作りは見て取れます。
ボタン部分は、コイルバネを付けた部品が置いてあるだけ。固定されていないので多少のがたつきがあります。
基板は、カバーを開けるネジ穴に固定するような形で位置がずれないように工夫されています。
ボールは全部で2本の太いシャフトとベアリングローラーで支えられています。太いシャフトも両端をベアリングでしっかり支えられています。ミネベア製のベアリングとこの太いシャフトが快適な回転を支えています。
メイン基板は3本のネジを外すと外れます。裏には全く部品は付いていません。
フォトダイオードとタクトスイッチも大型です。
今回の分解結果です。
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